佐藤 公俊 / SATO kimitoshi

サウンドデザイナー・ミュージシャン / Sound Designer, Artist


振動マイクを用いたエクスペリメント・ミュージックやパフォーマンス、音の本質へと踏み込むコンセプチュアルなアート作品を制作する一方で、オープンリールデッキを改造し、楽器のように操る「Open Reel Ensemble」の元メンバーとしてトラックメイクの中心を担い、ISSEY MIYAKEなどのファッションショーや映像作品の音楽も手がけた。

またSountrive名義でDJとしても活動し、テクノとエスノを行き交うサウンドシャーマンとして都会の電子音から民族の舞踏までをミックスする。


多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報芸術専攻 卒業
多摩美術大学大学院 美術研究科 デザイン専攻 修了

第14回文化庁メディア芸術祭
学生CGコンテスト インタラクティブ部門 優秀賞 受賞


mail: sountrive.2505@gmail.com


Field Recordings: 神奈川 塔ノ岳20140811

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フィールドレコーディングのために神奈川は塔の岳へ、初登山。
山の音は如何なる響きか、それを確かめるべく自分の足で現地へ赴く。






標高によって山の環境はがらりと変わる。
開始間もなくは見慣れた森林と小川がちらほら。
鳥の鳴き声も普段の生活の中で聴き慣れたカラスなどの鳴き声が中心。


周りの景色も登るにつれて、杉などの背の高い樹木から
低く小さな木や短い雑草が多くなる。
生い茂る葉が低くなる分、とまる枝を求めて鳥がすぐ近くまで来る事も。
うぐいすが鳴く前に、勢いをつけるかのごとく小さく「ホ」をなく事を初めて知る。


山頂近くの峰歩きでは、下界とは全く違う世界が広がり
鋭く尖った葉や白色の枝は、澄んで純粋な色彩を有している。
この辺りはコバエや蜂が多く、レコーディングした音にも彼らの存在を確かめる事が出来る。
疲れて立ち止まりふと上へと視線を移すと、
生い茂った小さな葉の合間から見える空がとても青く近い。


登頂開始からおおよそ3時間。
パンパンの足を引きずりながら辿り着いた山頂からは、
左を見れば相模湾に臨む海岸線から、遠くは江ノ島まで
右を見れば丹沢山・大室山を含む丹沢山地が圧倒的な迫力、幽玄な峰々が静かに鎮座する。
遠くの雲の狭間から時折垣間見えた富士山の影は
あまりの大きさで距離感を錯覚させてしまう程だった。


休憩として山頂で淹れたコーヒーは格別の味。
ここまでの苦労と澄んだ空気も相俟って、地上で味わうそれの数倍の美味さ。
疲れた身体に濃いエスプレッソが染み渡る。




山のフィールドレコーディングは
とにかく荷物を軽く、厳選していかなければならないことを痛感。
身体と時間に余裕を持ち
周囲の環境の変化を五感で感じながら登る事が出来れば
地上では味わえない様々な経験を得る事が出来ることを学んだ。




photo: by Yuichi Tajima




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2階調化された記憶20140423

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モノクロームの写真(記憶)は時として

カラフルな体験と同等、またはそれ以上に鮮明な過去の時間体験として刻まれます。

雪の日の風景と祖父の写真を並べてみた結果

私にとってそれらは「色を必要としない普遍の記憶」として再認識されるのです。








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はじめに20130402

このウェブサイトは、私が今までに制作した作品のポートフォリオ的な役割を担いつつ、
これからの作品を皆さんへ最初の発表の場であり、イベントやライブの情報を発信するプラットフォームになります。

またこのブログにおいては日々思うこと、雑想や、日常の些細な事から生まれた空想を文字(時に写真など)として書き留めておく予定です。